「千歳月」@シアターグリーン

のっちのために連日通ったシアターグリーン
未だに池袋駅の構造を把握していないけど39番出口だけは覚えています。


時間ギリギリで焦るのはイヤだな…、と思ったけど早目に着き過ぎてしまいました。
で、ギリギリになって、亀戸で踊っていた人達がぞろぞろと…。


今回の芝居は、「百円野菜」で母ちゃんが歌っていた百円の歌「千歳月」の歌詞がストーリーのベースになっていて、

ある日、緒方明彦と西野恵は街中ですれ違う。

赤の他人であった二人はお互いに奇妙な印象を持った。

まるでずっと昔から知っているように感じたのだ。

緒方は思わず声をかけるが、その気持ちを上手く

伝えることができなかった。



三ヵ月後、西野は友人の新居探しに付き合い、

ある部屋を訪れると、その日の夜不思議な夢を見る。

夢の舞台はその部屋で、その部屋にはいつか会った

緒方が住んでいたのだ。

西野と緒方は初対面のときの印象を話し合う内に、

その奇妙な印象の原因が二人が共通して持つ

ある「記憶」に関するもんだと分かる。

その記憶とは、千年前、戦乱に巻き込まれた二人の

若い男女が、愛し合いながらも引き裂かれる悲劇の

物語だった。

それは正に、二人自身の物語に他ならなかった。



夢の中でしか会えない二人は、現実世界で再び出会う

ことを約束する。

それは同時に、千年を越えた約束だった。

ってパンフレットに書いてありました。


曲はもちろん知っていたし、そこからストーリーも大体予想はできていたけど、それでも素敵な芝居でした。
オープニングのシーンがデジャヴになるところなんか好きです。


Naoさんの役が「百円野菜」や「歪みたがる隊列」の時のような不思議な女性と比べると、キツめの女性になっていてちょっと驚いたけど、こっちのほうが素に近そう(笑)


まだ初日なのに(初日だから?)カーテンコールでヒロイン役のみあさんが早くも泣いていたけど、パンフレットの対談を読んで、がんばってる感が伝わってきました…。