平松愛理@南青山MANDALA

「たまには有酸素音楽」


また、と言うほど多くもないけど南青山MANDALAで、今回は平松愛理さん。
自分はファンクラブでチケットを取っていたけど、一般売りはさすがにあっという間に売り切れたらしいです。
ファンクラブ内では当日先着順で、自分は34番という微妙な番号をゲットし、いつもMANDALAに行ったときに座っているところの近くの席に着いたのですが…、さすが売り切れただけあって今までに見たことのないような混雑ぶり。それでもテーブルを置くのがこの会場の良いところ。


今回のメンバーは、平松愛理(Vo,Key)、田中徹(Drs)、山内和義(B)、渡辺格(G)、小倉昌浩(G)、小泉信彦(Key)
平松さんのライブではお馴染みの田中さん&山内さん、色々なところで見掛ける(?)有名なギタリストの渡辺格さん、自分は知らなかったけどm(_ _)m平松さんとは昔からの音楽仲間らしい小倉さん小泉さん。
田中さんがこのライブの発起人で平松さんを誘ったそうです。

  1. あなたのいた夏

    ピアノはほぼ平松さんで、小泉さんはストリングス?田中さんは1コーラス目はカホンで途中からドラムス。ギターは2人ともアコギ?



    -mc-

    何と、平松さんは地元神戸に引っ越したそうです。

    海辺から20分くらいのところで有酸素生活(?)を送っている中、ライブの誘いがあって今回のライブに。

    今日は、未発表曲が全体の半分。

    今日は二部制。ジャ○ーズみたい、と言っていましたが…いや(笑)

    …ここで二部制ということを初めて知りました。



  2. 悲しいジェラシー

    いきなり未発表曲。

    ゆったりした曲で小倉さんがアコギ、渡辺さんがエレキでボトルネックやバイオリン?



    -mc-

    『Voice Colors』というカヴァーアルバムに参加した話。

    去年と言っていましたが今年3月発売ですよね。レコーディングが去年ということなのかな。

    このアルバムに参加されている大貫妙子さんの危険な(?)話など。

    平松さんがカヴァーしたのは大江千里さんと中島みゆきさんの曲で、大江千里さんに今日のライブで一緒に歌いませんか?と誘ったけど、今日はファンクラブでハワイツアー。



  3. 天気図

    大江千里さんのカヴァー。

    小倉さんはバンジョーウクレレ(と後で教えてくれた)、渡辺さんがエレキ?



    -mc-

    次は中島みゆきさんの曲。

    中島みゆきさんに、今日のライブで一緒に歌いませんか?と誘って…ない。さすがに(笑)

    トレーナーにジーンズで歩いてる中島みゆきさんを下北沢でよく見掛けたらしい。





  4. アコギ+エレキ?

    この2曲はアルバム発売に先駆けて1月の神戸て歌ってくれました。



    -mc-

    6月に下條アトムさんの詩の朗読舞台に参加したときにカヴァーした曲を山崎ハコ風アレンジで。

    「浜崎ハコ」と言って方々から突っ込まれていました(笑)



  5. 千の風になって

    確かにAメロのアコギや歌い方なんかが山崎ハコ風だったかも。



    -mc-

    家の近くにある池に映る月を見てできた曲。



  6. Blue Moon

    未発表曲。のはず。

    静かなAメロからサビがグワ〜ンと盛り上がるアレンジの3拍子な曲。



    -mc-

    一部ラストの曲。

    先日亡くなった阿久悠さんについて。

    阪神淡路大震災があった後に神戸の歌を作ることになったときに、作詞家の阿久悠先生が平松さんを作曲に指名してくれたのが嬉しかった、という話など。

    いつものように(?)サビの練習後に本番。



  7. 美し都

    合唱は4拍目から入るのに1拍目からになったり、アカペラ合唱でテンポが前のめりになったり、今までよりちょっと怪しかったかも。





    -休憩20分ちょっと-





  8. お別れのうた(未発表)

    一昨年の11月に渋谷DUOでやってくれた、サビでぐるんと転調するバラード曲で多分仮タイトル。

    当時配布されたセットリストには上記のように表記されていました。

    小泉さんのピアノ伴奏のみ。



    -mc-

    演奏後小泉さん退場で小倉さん登場。

    次も未発表曲。

    20数年ぶりに神戸に帰って、自分の記憶の神戸と現在の神戸の違いに気付いたので、今年の神戸でやった「窓」という曲を変える必要ができた。



  9. 2007神戸

    ということで歌詞を変えて未発表曲。

    平松さんのピアノと小倉さんのアコギ。

    「南町から」とは違うけど、震災後の神戸の風景他を織り交ぜた詞になっていました。



    -mc-

    演奏後小倉さん退場で渡辺さん登場。

    次は演奏することが最後に決まった曲で1回半くらいしか音合わできなかったとか。



  10. 待ってもいいよ

    引き続き平松さんのピアノと渡辺さんのアコギ。

    当然ながら、さすがに音合わせしてなくてもちゃんとできてます。



    -mc-

    全員登場。

    次も未発表曲で、18、9歳のときにバンコクに行ったときに影響されて作った曲。

    当時最新鋭の4トラックMTRで頑張って録音していい曲ができたので、業界の人に聞いてもらったら「矢野顕子さんのパクリ」と言われ、村上ポンタ秀一さんに聞いてもらったら「デビューさせる」ということになったという曲。

    今回のライブ用のデモテープを作るときにこの曲を当時のまま渡したら、声が若すぎて1曲だけ違う人の声が入ってる?!と言われたとか。

    「ピ〜ラ〜フ〜に〜なりたい〜」という歌詞を平松さんとお客さん2パートの計3パートに分けて輪唱の練習の後、本番(?)



  11. ピラフになりたい

    過去にラジオやライブのMC等でタイトルだけ公開されていた伝説の曲、初披露?!

    確かに矢野顕子さんかも(笑)



    -mc-

    次の曲はベースの山内さんがアレンジ&フルート。



  12. YOU ARE MINE

    開場前に山内さんがフルート持って外を歩いていたので何となく気付いてしまいました(笑)

    確か以前にも山内さんがやってくれたような記憶があるけど、何時だったか忘れましたm(_ _)m



    -mc-

    ラスト2曲も未発表曲。

    1曲は歌詞が過激で発売中止になった曲。

    もう1曲は、東京に来て電車に乗ったときに、阪急梅田駅の手前で線路がクネっとなるところを思い出して作ったロックな曲??



  13. Send me a mail

    横ノリのロックンロールな曲。

    歌詞は「おいていかれようぜ」って書いても誰も分からん。

    サビの歌メロがビートルズの…(笑)



  14. 5番目の高架

    エレキギター2本でロックなアレンジにはなってるけどAメロBメロは平松さんらしい。

    ラストは「駅のない遮断機」ばりにロングトーン



    -encore-

    メンバー紹介。

    田中徹さん。平松さんが20歳くらいからの付き合いで、有名な(?)バブルガムブラザーズの話。

    渡辺格さん。1990年くらいに平松さんが崎谷健次郎さんと軽井沢ライブをやったときに、崎谷さんが平松さんに「白いグランドピアノの上に乗ってそこから飛び降りろ」と言ったのでその通りにしたら、あとでホテルの総支配人にものすごく怒られた。パワステで崎谷さんとライブをやったときに、崎谷さん用のワインが置いてあったので勝手に飲んだらジュースだったので、それを暴露したら崎谷さんのスタッフに怒られた。など、あまり渡辺さんと関係ない話(笑)

    小泉信彦さん。2000年くらいからの付き合いで、会う度に印象が違う。ラーメン大好き小池さん、浪人生、今回は町の本屋さん。

    山内和義さん。以前ツアー時に「ラブソングが止まらない」の歌詞「1/fのリズム」ってどんなリズム?と山内さんが平松さんに質問し、答えを聞いて感動した様子だったので、ライブでどんな風に弾いてくれるのか楽しみにしていたら、いつもと全く変わってなかった(笑)

    小倉昌浩さん。18歳の頃、リーゼント&アロハ&ピンヒールで速弾きの怖そうなインストバンドだったのに今は柔和。



    ここでゲスト登場。平松さんの娘さんの初一音ちゃん。もう小学校5、6年生くらい?

    さすがに緊張している様子でした。

    ライブ中は関係者席に座っていて、アンコール中にスタッフに連れられて楽屋方向に行ったので、花束を持って登場するのかな?くらいに思っていたら、何と次の曲でアコーディオン演奏。



  15. 情熱大陸

    初一音ちゃんのアコーディオンは、左手のボタンは使用していなかったようでしたが、右手の鍵盤で主メロでした。

    さすが、というか、この両親で音楽やらないってことはありえないですよね。

    っていうのがプレッシャーになるだろうなぁ。



    -mc-

    メンバー、ではなく、スタッフや今日来てくれている中で平松さんがお世話になっている方々紹介。

    最後は未発表じゃない曲。

    ギター2本のライブはほとんどやったことがなく、次の曲も「コンドルは飛んで行く」のようなアレンジに。



  16. 部屋とYシャツと私

    最初と最後のアコギがマンドリンのトリルのようだったのが「エルコンドルパサー(笑)」っぽかったのかな?



    -encore-

    平松さんが再度登場したけど、もうやる曲がない、ということで、次のライブで「ピラフになりたい」をやることを約束してお別れ。
20分くらいの休憩を含めて、トータル3時間くらい。
今回も喋りまくってくれました。
バンドメンバーも豪華で、伝説の曲や未発表曲もあり、長さを感じさせない凄いライブ。
土曜は初めて買ったCDの人、月曜は初めて行ったライブの人、日曜は好きな人(笑)という濃い3日間でした。